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​福岡在住のフェルデンクライス・プラクティショナー/ダンス講師

の太田垣悠のWebページです。

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​フェルデンクライス・メソッド

物理学者であり柔道黒帯保持者でもあるモシェ・フェルデンクライス博士が生み出した、「動きを通じて自分自身について深く学んでいく」メソッドです。世界中で様々な身体条件や年齢の人たちによって実践されている三大ソマティック・メソッドの一つでもあります。フェルデンクライスは、人間が自分自身のためにできる一番尊いことは「自分自身を知ることだ」と唱えました。

快適で最適な動き 

フェルデンクライスのレッスンでは動きのお手本や正解はありません。100人いれば100通りの身体があり、それぞれが自分にとって最適な動きや気づきを見つけることが最もパワフルだからです。レッスンはプラクティショナーの声や手によって動きがガイドされていきます。その間も常に「どのように動いていくと今の自分にとって快適かつ最適なのか?」という問いかけを心に留めながら動いていきます。「快適で最適」ということは、不要なものを手放し、無限にある選択肢の中から今の自分が一番心地よく動ける方法を見つけていく、ということです。動いていく中で自分にとって親しみのない動きに遭遇することもあります。「頭ではこう動きたいと思っているのに、身体がそのやり方を知らない」というような、脳と身体の配線が繋がっていない状態です。そういう時にも「快適さ」と共に動きを探索し続けていくことで、私たちの神経システムが脳と身体の配線を結びつけてくれ、いつの間にか未知の動きは心地の良い動きへと変化していきます。

身体と心と頭

フェルデンクライス博士は、身体と思考と感情と感覚は一つのものだと考えました。全てがお互いに影響を与え合いながら、私たちの現在の人となりをかたち作っていると。例えば何か否定的なことを想像すると、眉間に皺が寄ったり、お腹や胸の辺りが緊張して前屈みになったりした経験はありますか?それが毎日続いたら、身体はどのように変化していくでしょうか? 猫背で、眉間の皺が濃くなり、下ばかり見ているような姿勢がデフォルトとなり、「陰気で気難しそうな人」というのがその人のアイデンティティにもなりかねません。でもその人がお腹や眉間の緊張に気づき、それをやめることができたらどうでしょう?表情は解放され、姿勢も変化し、もしかすると気持ちも明るくなって、セルフイメージも変わってくるかもしれません。身体が変われば思考・ 感情・ 感覚にも変化が起き、逆も然りです。

自分が何をしているか分かっていれば、どんなことでもできるようになる

フェルデンクライス・メソッドは、動きの中での「気づき」を通して心身に深い変化を起こすメソッドです。「動く瞑想」と呼ばれたりもします。レッスンでは最大限の可動域で動くことはせず、自分が何をしているのか気づけるようにゆとりを残して動くようにガイドされていきます。「この動き方は心地が良いな」とか「どうしても力んでしまうし、痛みを感じる...どうやったらいいんだ?」「まさか自分がこんな動き方ができるなんて !」などなど、動きの中で出会う様々な気づきを通して、私たちの頭や身体や心は「既に知っているやり方以外の方法を試そう」と試行錯誤します。そのプロセスを繰り返すことで、はじめて今までやってきた古いパターンと不要な緊張を手放し、新しいやり方を学ぶことができるようになります。私たちは生きていく間に様々な癖を身につけ、往々にしてそれらは筋緊張(筋肉のこわばり)という形で身体に現れます。フェルデンクライスのレッスンでは、筋緊張に気づき、そこから解放されることで身体の構造的な部分=骨格の本来の動きを取り戻すことを一つの主軸とします。筋緊張が減って骨格のイメージが明確になってくると、シンプルに楽に動くことが実感でき、動きの可動域が増えて、身体に対してのイメージに変化が起きます。結果として様々な分野での技術向上、慢性的な痛みや怪我の改善、思考的なパターンから抜け出すことも可能になっていきます。 

※フェルデンクライス・メソッドは医療行為ではありません。

表現者のためのフェルデンクライス

舞台に立つ=何かを表現している身体が舞台にあるという状態ですが、それには「表現したいこと」が身体や声という媒体を通して客席に届く必要があります。でも「表現したいこと」は明確でも、それが実際に舞台上で動いている身体や声との間にギャップがあると、それは残念ながら「表現したいことを表現できている」ことにはなりません。言い換えると、自分の内側にある形のない抽象的な「なにか」を、身体で具象化していく作業がうまくいってないということでもあります。身体感覚や解剖学的知識を使いながら、自分の今やっている動きに気づくことで、イメージと動きの一致を深掘りしていくフェルデンクライス・メソッドではそのギャップを埋めていくことが可能です。身体が自分のイメージしたように動けば動くほど、自分の表現したいことも自由に表現できるようになり、表現の幅も広がります。そんな理由から、私はダンスや表現の現場でもこのメソッドのエッセンスを導入することが大切だと考えています。日本ではまだ知名度が低いですが、世界中のダンストレーニングにおいて、フェルデンクライス・メソッドを取り入れたレッスンは今では当たり前になってきました。世界的演出家のピーター・ブルックはフェルデンクライス博士と深い交流があり、自身のカンパニーのトレーニングにフェルデンクライス・メソッドを導入したことから、演劇トレーニングの現場でも「Feldenkrais method」の名前をよく見かけます。また多くの音楽家・声楽家の間でも、フェルデンクライス・メソッドは取り入れられています。

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太田垣 悠

ダンス講師 / フェルデンクライス・プラクティショナー

幼少期から将来はダンサーになるものだと思い込み、家で踊り狂う日々を過ごす。バレエ学校の劣等生ながら、夢を追い15歳で単身渡仏。フランス国立リヨン・コンセルヴァトワール(CNSMDL) にてダンスを学ぶ。卒業後はリヨンオペラ座バレエ団、Grand théâtre de Genèveなどのコンテンポラリーダンスカンパニーに10年間にわたり在籍し、多様な振付家の作品に出演。フリーとなり、Rachid Ouramdane, Aurélien Dougéなどの作品にダンサーとして参加しながら、講師やファシリテーターとしても活動。フランス文化省ダンス教師国家免許取得。

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©︎Aurélien Dougé

帰国後、SPAC-静岡県舞台芸術センターにてダンスに関わる仕事を請け負う。

県内の学校(小・中・高、特別支援学校)や大学で実施するダンスワークショップの講師、人材育成事業ダンスプロジェクトの振付アシスタント/通訳、演劇作品の振付等。SPAC以外では、各地でゲストティーチャーとしてバレエ/ コンテンポラリーダンスのレッスンやコーチングを行う他、高校演劇科の非常勤講師、ダンス通訳など多岐にわたり活動。

身体を探索することに興味があり、これまで様々な身体活動にチャレンジするなかで、フェルデンクライス・メソッドと出会う。動きを通して感情・感覚・思考のつながりを深く掘り下げるフェルデンクライスはダンサー時代に感じていたこととの共通点も多く、身体表現について根本的に考え直すきっかけとなる。2023年に国際公認プラクティショナー資格取得。

ダンスの現場でもフェルデンクライス・メソッドを活かし、活動を続けている。

できること、

得意なこと、

大切にしていること

日常生活の中でもアーティステックな表現の場においても、中身と身体が一致した自然な表現は心地よく、人の心を動かすもの。そんな表現のエキスパートであるこどもや動物に憧れながら、ないものねだりなりに試行錯誤して「動きと表現」の仕事をしています。

ダンスの現場では、まずダンサーが表現したいことを明確にし、それが身体と音楽と結びついていくことを大切にしています。それと並行して、ダンスに特化した解剖学的視点を使いながら、それぞれの身体に見合ったやり方でテクニックも磨き、より自由で洗練された表現を目指していきます。

Gallery

​どんな人に向いている?

自分の身体や心をもっと深く知りたい人

新たな感覚に出会いたい人

運動能力を向上させたい人

動きと表現に興味がある人

今までとは違うやり方で慢性的な痛みや身体の制限と向き合ってみたい人

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